Vaug/#I

変な名前で呼ばれることもある分数オーギュメント

典型的にはドミナントセブンスの代理で使われることが多いようである

 

例えばV7→Iという進行でV7がVaug/#Iに置き換えられ、Vaug/#I→Iという進行となります

 

同様に、セカンダリドミナントの代理として使うことも可能である

例えば、I7→IVはIaug/#IV→IVとなるし(このパターンがめちゃくちゃ多い)、

II7→VはIIaug/#V→V

III7→VImはIIIaug/#VI→VIm

VI7→IImはVIaug/#II→IIm

あんまり見ない気がするけど、VII7→IIImはVIIaug/#III→IIIm

となる

 

 

今日はこのコードが美しいオタクの曲を紹介します

 

Aメロ 0:28~

 

      I    IIm7/I     I△9  V7sus4 #Vaug7/#IV   IV△7

ピン ピン ピンチは   突然に くるよ ---   -----    だから

 

コ~ドウィキにBaug7/A(キーはE♭イオニアン)と記載されているのでそのまま書きましたが、

#Vaug7/#IV

=#V,I,III,#IV/#IV

=#V,I,III/#IV

=I,III,#V/#IV

=Iaug/#IV

なので、普通にIV△に解決するI7の代理として使われています

 

この曲Aメロかっこよすぎね?

 

 


サビ 0:53~

 

   I   Iaug7/#IV IV△9  #VI9

ふた りぼ っちの    世界 は

 

こっちはセブンスが入っています

 

 

サビ前 1:01~ 

 

#IV/#V    Iaug/#IV                    IV△7

キラメキライ ダーーーーー!!!!!!!!!!!!!!! 生まれ~